末吉俳句日記『風が渡る黄色い景色』
🗓 2026年7月27日(月)
末吉俳句日記『風が渡る黄色い景色』
向日葵や 風の渡れる 黄のゆらぎ
(ひまわりや かぜのわたれる きのゆらぎ)
🖋️季語:向日葵(ひまわり)〔夏〕
※真夏の強い日差しを
受けて大きく咲く花。
太陽を思わせる明るさと
生命力を象徴する一方、
一面に咲く向日葵畑は、
風に揺れることで夏の空気や
広がりを美しく映し出す
夏の季語。


大暑の午後。
見渡すかぎり、
ひまわりが空へ向かって咲いている。
強い陽射しの中で、
花はじっと夏を受け止めていた。
やがて風がひと息吹く。
一輪のひまわりがゆっくりと傾き、
その揺れは隣へ、
またその隣へと静かに渡っていく。
少し遅れて、
畑の端の木々も枝葉を鳴らし始める。
風は花を渡り、
木々を渡り、
そのまま私の肩をかすめて通り過ぎた。
振り返るころには、
ひまわりはもう何事もなかったように、
まっすぐ空を見上げていた。
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