末吉俳句日記『風をたどる夏』
🗓 2026年5月13日(水)
末吉俳句日記『風をたどる夏』
夏立つや 風をたどれば 苔青し
(なつたつや かぜをたどれば こけあおし)
🖋️季語:夏立つ(なつたつ)〔夏〕
※立夏を迎え、季節が春から
夏へ移り始める頃を表す季語。
まだ涼しさを残しながらも、
空気や光の奥に夏の気配が
静かに立ち上がってくる。


古寺へ続く石段をゆっくりとのぼる。
木々のあいだから吹き抜ける風は、
まだ夏になりきらぬやわらかさを残していた。
風の気配を追うように視線を落とすと、
石の隙間には深い緑の苔。
静かな参道に、
季節が少しずつ立ち上がっていた。
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