末吉俳句日記『木陰でほどけるひと息』
🗓 2026年8月4日(火)
末吉俳句日記『木陰でほどけるひと息』
木にもたれ 麦茶も温み 息ひとつ
(きにもたれ むぎちゃもぬるみ いきひとつ)
🖋️季語:麦茶(むぎちゃ)〔夏〕
※大麦を炒って煮出した、
香ばしくほろ苦い夏の飲み物。
冷やして暑さを
しのぐものとして親しまれ、
家庭で過ごす時間や
外出先での休息など、
日本の夏の日常を
身近に感じさせる季語です。


木立へ逃げ込み、
幹に身体を預けた。
水筒の麦茶は、
歩くうちにすっかり温んでいる。
それでもひと口飲めば、
胸の奥から息がほどけた。
涼しさとは呼べなくても、
立ち止まった時間が、
暑さの中に小さな余白を
つくってくれた。
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