わたぼうし短歌帖『夏木立の余白』
🗓 2026年8月5日(水)
わたぼうし短歌帖『夏木立の余白』
🖋️ 短歌:
夏木立 身を沈めれば しづけさの
ひびきとなりて 満ちてきにけり
🖋️ 読み方:
なつこだち みをしずめれば しづけさの
ひびきとなりて みちてきにけり


照り返す道を離れ、
夏木立の影へ身を沈めた。
少しぬるい麦茶を飲み、
耳を澄ませる。
葉擦れ、川音、蝉の声。
ばらばらだった響きは、
やがて一つの静けさとなり、
止まっていた心の奥へ
ゆっくり満ちてきた。
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