わたぼうし短歌帖『逃げ場なき大暑』
🗓 2026年7月26日(日)
わたぼうし短歌帖『逃げ場なき大暑』
🖋️ 短歌:
空低し 熱を抱きて 街をゆく
足を止めれば 空の果てなし
🖋️ 読み方:
そらひくし ねつをいだきて まちをゆく
あしをとめれば そらのはてなし


大暑の街を歩けば、
空は低く、
熱は逃げ場を失ったように満ちている。
足を止めて見上げても、
雲の影ひとつない。
どこまでも続く空は広いはずなのに、
むしろ世界を閉じ込める蓋のようだった。
その下で、
私もまた熱の一部になって歩いていた。
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