わたぼうし短歌帖『音にほどける午後』
🗓 2026年4月23日(木)
わたぼうし短歌帖『音にほどける午後』
🖋️ 短歌:
川の音 風にまじりて ひびくうち
ひらきし頁 そっと閉ぢゆく
🖋️ 読み方:
かわのおと かぜにまじりて ひびくうち
ひらきしページ そっととじゆく


川沿いを歩き、
木陰のベンチに腰を下ろす。
本を開くが、
すぐには頁は進まない。
水の音が絶えず続き、
風が通り抜けるたびに、
木々の葉がやわらかく応じている。
その重なりの中で、
動かぬ時間だけがゆっくりと流れていく。
閉じることもなく、
本は膝の上にひらかれたままだった。
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