わたぼうし短歌帖『大寒の迷い道』
🗓 2025年1月20日(火)
わたぼうし短歌帖『大寒の迷い道』
🖋️ 短歌:
大寒の 指先しみる 迷い道
温もりのほうへ 足を止めたり
🖋️ 読み方:
だいかんの ゆびさきしみる まよいみち
ぬくもりのほうへ あしをとめたり


大寒の迷い道
大寒の冷えに指先が沁み、
帰り道で足を止める。
温もりは近くにありながら、
選ばぬ静けさが
冬の底を映していた。
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次回予告
小径に満つ声
寒空の下、
小径を進む影を必死に追う
小さな存在がいる。
振り返られることも、
触れ合うこともないまま、
その歩みに添うように
小さき声が径を満たしていく。
見えない距離と不安、
そして確かなつながりが、
冬の空気の中に
静かに滲む一首。
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