末吉俳句日記『春の目覚め』
🗓 2026年3月8日(日)
末吉俳句日記『春の目覚め』
啓蟄の 一所の土や 動きけり
(けいちつの いっしょのつちや うごきけり)
🖋️季語:啓蟄(けいちつ)〔春〕
※二十四節気の一つ。
三月上旬頃。
冬のあいだ地中に
潜んでいた虫たちが、
暖かさに誘われて
動き始める頃をいう。


啓蟄のころ。
冬の湿りを残した黒い土に、
細い裂け目がいくつも走っている。
そのひとつから、
小さな影がひょいと現れる。
触角をわずかに揺らし、
周囲を確かめるようにして、
やがて土の上へと歩き出す。
静まり返っていた地面に、
最初の動きがほどけていった。
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