末吉俳句日記『雪の帽子』
🗓 2026年3月13日(金)
末吉俳句日記『雪の帽子』
桜の芽 雪をかぶせて ありのまま
(さくらのめ ゆきをかぶせて ありのまま)
🖋️季語:桜の芽(さくらのめ)〔春〕
※桜の芽とは、
春を前に枝先に
ふくらみ始める
桜の花芽のこと。
まだ花は開かず、
これから咲く春を
内に秘めた姿を表す。
俳句では、開花直前の
静かな春の気配を感じさせる
植物季語である。


通勤の朝、
春の雪が細かく舞っている。
まだ固く閉じた桜の蕾に、
白い粒がそっと触れては残る。
枝先に、小さな白がいくつも並び、
まるで薄い帽子をのせたようだ。
溶けるほどのぬくみもなく、
積もるほどの重さもない。
咲く前の枝に、
ひとときの白さだけが留まっていた。
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