わたぼうし短歌帖『霞む山に重ねる故郷』
🗓 2025年11月3日（月）
わたぼうし短歌帖『霞む山に重ねる故郷』
🖋️ 短歌：
夕映えに 霞みて遠く 山見ゆる
眼裏かさねて 故郷恋しや
🖋️ 読み方：
ゆうばえに かすみてとおく やまみゆる
まなうらかさねて ふるさとこいしや
霞む山に重ねる故郷
夕映えの山は、
霞の向こうに静かにたたずむ。
その輪郭は遠く、
けれど心にはいちばん近い。
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次回予告
露に託す心の行方
秋の朝、
白露の一滴が
葉の上から落ちていく。
その儚い運命に、
自分の想いを重ねて見つめる。
触れたいのに届かない、
そんな切なさを
静かに託しながら、
自然と心がすれ違う瞬間を
詠んだ一首です。
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